タイトルのように、開業してから一番よく聞かれた質問は「こんな症状でも鍼灸治療できますか?」でした。それを聞いて、私は台湾の軍隊にいた時のことを思い出しました。
私がまだ軍隊に入ったばかりの新人の時の事です。海兵隊は当時大変な人員不足だったので、一人でたくさんの役割を任されました。
昼間の訓練はもちろん、深夜の警備、朝食の厨房補佐役など。食べるのは冷たい食事ばかり、水温7度の冷水シャワーしか使えないような生活が三ヶ月も続いた事で胃潰瘍になりました。掛かりつけの中医に見てもらったところ、西洋医へ行って薬をもらったほうがいい。軍人の継続的治療できない生活にとっては西洋医に行った方が合理的な治療法だと言われました。中医の治療は定期的な継続治療や経過観察が必要だからです。
東洋医学の鍼灸治療は、大出血などの救急処置のいる緊急症状以外全て治療できる対象です。
要はその人の生活リズム、習慣に合うか合わないかだけの問題です。
また、台湾は中医治療は保険適用ですが、日本は直接適用ではないので経済力も一つの問題です。
台湾では日本と違って、「こんな症状って鍼灸対応できないですか」のほうをよく聞きました。
冒頭でお話ししたように、「こんな症状で鍼灸治療できるの?」という疑問があれば、ぜひLINEや電話でお問い合わせください。