先日、妻が朝起きるなり「右足の裏がヒリヒリする。朝方それで目が覚めた」と言いました。
我が家、汗かきの次男4歳のために夜間ずっと冷房をかけて寝ています。
妻が出勤する前だったので、右大腿後部 殷門(いんもん 膀胱系上であり、圧痛点であったため)、大腿側面 風市(ふうし 突然症状が出現したため、冷えを疑い寒邪を出すため)にそれぞれ鍼を約10分留置し、抜鍼後に緊張した筋肉を緩めるために芍薬甘草湯を飲んでもらい、時間をあけて、瘀血を取るために疎経活血湯を飲んでもらいました。
帰宅後に状態を聞くと「かなりマシになったけど、まだたまにヒリヒリ感はある」との事でした。
朝の施術時間が短かったためかと思いましたが、なかなかゆっくり施術する時間が取れず、夜は疎経活血湯のみ飲んで寝てもらいました。
翌朝には足裏のヒリヒリ感もなくなり、通常通りになったようです。
足裏のヒリヒリ感でしたが、全く関係なさそうな坐骨神経痛だったという話でした。
冬によく症状が出る坐骨神経痛ですが、夏も冷房によって体が冷えてしまい症状が出たようです。
しかし、冷房が悪いという話ではなく、近頃は外気温が異常に暑いため適度に冷房を使用することは大切です。元々坐骨神経痛がよく出る人は、足首を温めると症状が出にくくなると思います。
一見よくわからない症状でも、実は全く予想だにしていなかった身体のSOSかも知れません。
妻も足裏のヒリヒリ感が坐骨神経痛だとわかり、とてもビックリしていました。
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