原因不明の発疹

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この頃、原因不明な発疹をしばしば見ます。病院でアレルギー検査をしても問題ないと言われ、「蕁麻疹」と診断名を付けられてステロイド系軟膏や抗ヒスタミン剤を出される事が多いです。

東洋医学では、このような症状を風熱症と言い、熱い風が身体に入り、血液に乗って全身へ転々と症状が現れます。症状が多様で変化も早いのは風症と言い、発疹や炎症、発熱などは熱症と言うため、合わせて風熱症と言います。

したがって、治療原則は「去風清熱涼血」となります。自己治療でよく使うツボは風池、風門、曲池や血海。熱症なので鍼(円皮鍼)をつかいます。しかし、痒みのある発疹では熱めのお灸(せんねん灸、長生灸などのレギュラー)を血海に使います。また、風熱症で精神不安や食欲不振もよく現れるため、神門や太白などを追加したらよく効きます。

漢方(市販薬)では消風散がメインになります。症状によって板藍根や勺薬(赤)などを0.5gほど追加します。芯のある発疹なら十味敗毒湯や葛根湯なども白虎湯と一緒に使います。また、清熱涼血の食材(スイカなど体を冷やす夏野菜)も効果がありますが、食べ過ぎないように注意が必要です。

最後に、患者さまを待つ時間が多い私は、最近夏休み中の長男と一緒にYouTubeを見ながらウクレレの練習をしています。ウクレレに興味がある方もぜひりん鍼灸按摩院にご来院いただき、一緒に練習してみませんか?

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