ポケモンマンホール

斑鳩町にポケモンのマンホールがあるのをご存知でしょうか?

Facebookで奈良について皆さんが投稿できるグループに入っているのですが、何度かこのマンホールの投稿を目にしました。

コロナ禍で、感染予防のため家族でスーパーや外食、遊びにも行けず、かといって全く外に出ないのも精神的に辛くなるので、今日はポケモンマンホールを見に行く事にしました。

我が家からJR法隆寺駅まで車で片道約30分かかり、駅の近くのコインパーキングに車を停め、そこから法隆寺駅→法隆寺方面へとマンホールを探しながら往復約1時間、寒空の下歩きました。

マンホールはみんな見にくるせいか、地図を見なくても人が集まっているところにはマンホールがあるのがわかりました。

マンホールを探す往復、家から法隆寺までの往復、お店にもどこにも寄らずでした。

普通の生活に早く戻って欲しいものです。

マンホールの写真は息子が撮りました。種類は全部で5種類です。

新年快樂!

皆さま、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

皆さまのご多幸をお祈りしております。

2021年は普通の生活が送れるようになりますように。

さて。日本では太陽暦なのでカレンダー通りが新年ですが、台湾は行事については太陰暦(旧暦)を使用しているため1/1は日本ほど「めでたい!新年!」という感じにはなりません。

台湾では12/31→1/1になる事を「跨年(コァニエン)」と呼びます。字の通り「年を跨ぐ」です。台北101では花火が上がります。

会社などは旧暦のお正月に休むので、1/1は休日になりますが1/2からは働く所が多いです。

旧正月については、またその頃にブログに書きたいと思います。

2021年1月5日(火)から通常営業致します。

肩痛

1ヶ月ぶりのブログです。

先日、5年間愛用していたMacBookProが突然壊れました。患者情報がパソコンに入っているため修理に出さず新品を購入しました。

新しいパソコンが届くまでのこの1ヶ月間は、ipadでホームページの編集や保険申請書類の作成をしていました。しかし、ipadの処理速度も遅いので作業時間が長くなり、正しい姿勢を維持するのが辛くて右肩が痛くなりました。鍼灸師自身が肩痛になるのは恥ずかしいですが、自分自身で施した治療の内容を記録したいと思います。

11月中旬から右肩が少し凝ってきます。 

→右手の手背部の合谷、陽池にお灸、肩の肩中に円皮鍼、背中広範囲に吸い玉を妻にしてもらった事で、気にならない程度に戻りました。

11月の後半は、書類の整理が多いので一気に痛くなりました。右の肩、右後頚部、肩関節と肩甲骨上角あたりなどが痛くなってきました。

→足の侠溪、手背の後谿に指圧、また漢方の葛根湯(12月1日に2.5g 2回)と疎経活血湯(12月6日3g 3回)を併用で、1日程度は効果が持続しました。

12月9日、治りかけの肩が突然痛くなってきました。おそらく長男が就寝時に私の敷布団の下に足を入れてきたせいではないかと考えています。よくあります。

→足の侠溪に鍼、手背の後谿に指圧、手三里、首、背部に吸い玉とお灸をしました。今、痛みはなくなりました。

鍼治療が一番早く効果を出せると思いますが、左手で右手への鍼施術が難しいので今回は漢方、吸い玉とお灸をメインにしました。早く効果を出したい方は、早めに信頼できる鍼灸師と相談してください。

また、体が痛くなったとき、できるだけ詳しく記録したほうが治療の参考になります。(していた動作、食事の内容、ストレス…など)

この症状って鍼灸効く?

タイトルのように、開業してから一番よく聞かれた質問は「こんな症状でも鍼灸治療できますか?」でした。それを聞いて、私は台湾の軍隊にいた時のことを思い出しました。

私がまだ軍隊に入ったばかりの新人の時の事です。海兵隊は当時大変な人員不足だったので、一人でたくさんの役割を任されました。

昼間の訓練はもちろん、深夜の警備、朝食の厨房補佐役など。食べるのは冷たい食事ばかり、水温7度の冷水シャワーしか使えないような生活が三ヶ月も続いた事で胃潰瘍になりました。掛かりつけの中医に見てもらったところ、西洋医へ行って薬をもらったほうがいい。軍人の継続的治療できない生活にとっては西洋医に行った方が合理的な治療法だと言われました。中医の治療は定期的な継続治療や経過観察が必要だからです。

東洋医学の鍼灸治療は、大出血などの救急処置のいる緊急症状以外全て治療できる対象です。

要はその人の生活リズム、習慣に合うか合わないかだけの問題です。

また、台湾は中医治療は保険適用ですが、日本は直接適用ではないので経済力も一つの問題です。

台湾では日本と違って、「こんな症状って鍼灸対応できないですか」のほうをよく聞きました。

冒頭でお話ししたように、「こんな症状で鍼灸治療できるの?」という疑問があれば、ぜひLINE電話でお問い合わせください。

冷えのぼせ

最近、健康維持のために来院したお客様の服装はコートとマフラーの2点セットが増えました。おそらく朝晩の気温低下で外出時は風邪を引かないように暖かい格好で体調管理に努めておられます。しかし…

ほとんどの場合、私は脈診からはじめます。問診から得た情報の影響を避けるためです。上記のお客様の共通点は脈が浮いて、そして力が強いです。

→熱邪の影響であることが多いです。

脈診した後、マスクを少しの間外してもらって、舌診や顔色を観察します。舌は乾燥で裂紋があり、色はほとんど赤いですが、数人は赤紫色をしています。そして、顔も赤いです。

→内熱があり、陰分(水分)が飛ばされました。

念のため血圧と体温を測ります。みなさん、熱はないものの、血圧は高いです。

手足を確認すると、手は暖かいですが、足は冷たいです。

問診してみると、風邪気味と答える人が多いです。具体的な症状は喉が乾燥で痒い感じがするとの事です。また、皮膚がかゆくなることもあります。

以上を要約すると陰虚内熱な体質です。

鍼灸では太淵、太白、太渓、三陰交、曲池、腎兪、脾兪、中渚、合谷、足三里、血海に鍼を打ったり、お灸を据えます。

漢方は当帰飲子湯加減、桂枝茯苓丸加減などの内服が効果的です。

一番重要なのは、朝晩は寒いですが昼間の気温は20度を超えるのでコートとマフラーを適切に外す事だけでも十分な効果を得られます。

※上記のツボや漢方は一例ですので、自己判断でお灸をしたり漢方を内服したりは決してなさらず、鍼灸師や中医師などに診てもらってください。

お灸生活

お灸の良さは日本に来てから初めてわかりました。

台湾は暖かい日が多くて、湿度も高いのでお灸は普及していません。

来日してから、せんねん灸の便利さと棒灸の気持ち良さを知ってから、お灸をしない日は少ないです。

風邪を引きそうな時: 大椎、合谷

寝違い: 後渓、手三里

胃痛: 足三里、中脘、内関

蕁麻疹: 血海、曲池

冷え: 太渓、命門、気海

虫刺され: 腫れた部位

筋肉痛 :筋肉の起始、停止と圧痛点

インフルエンザの全身性発熱: 内庭

……など、日常生活によくある症状に簡単に対応できます。

ちなみに、今年我が家で一番良く使っているのは虫刺され灸です。

三歳の次男は今まで蚊に刺されたら、毎回かゆみ止めのアンパンマンパッチを二三日貼ります。しかし、貼っても掻くので毎回大きく腫れます。つい最近、お灸デビューしてからは一回のお灸で一日ぐらいの効果が見られ、腫れもすぐ抑えられます。

本人も「おちゅう(お灸)ちもちいい(気持ちいい)」と言っています。今では恐怖心もなくできています。

しかし、お灸は熱い!お灸したらヤケドになると思っている方はかなり多くいます。

確かに市販のお灸は操作の不注意で簡単にヤケドになりますが、国家資格の鍼灸師は体質に合わせてもぐさの量、燃焼温度と接する面積を調節し、確実な効果を出す事ができます。 また、せんねん灸の種類や使い方、ツボの場所も鍼灸師の専門なので、相談や指導は鍼灸院で受けたほうが安心です。

(ドラックストアでも購入可能ですが、薬剤師や登録販売者は経絡や脈診の知識がなく、お灸もできないので相談は鍼灸師かメーカーさんへ)

まだお灸デビューしてない方はぜひ近くの鍼灸院で体験してみてください。